野本先生への追悼文

 僕はヨットに目覚めたのも最近で、野本先生のことや思い出をお話できるような立場ではないのですが、ただ個人的に言えるのは、野本先生の著書や、実際にお会いして、お話しを伺う数少ない機会を通して船、ヨットに対して迷いがなくなったような気がします。

 今まで、いろんな趣味を経験してきましたが、ここまで楽しい思いを感じる事が出来たものはありません。僕にとって一生涯、船、ヨットに関わりたいと思っていますし、このような楽しみを何気ない言葉、しぐさで感じさせてくださいまして、本当に感謝しています。

 先生の言葉は力がありました。自尊心をもつと言うのはどういうことかということも、その態度で、感じさせてくださいました。いろんな意味で先生に救われた気がします。いつも野本先生をそばに感じながら、これからも、生きていきたいと思います。

2002.9.28 福丸 哲