第50回セーリングヨット研究会議事録


1.日 時:2016年 4月 23日(土)

        13:30〜18:00 研究会
        18:30〜20:30 懇親会
        2016年 4月 24日(日)
        9:40〜    見学会

2.場 所:

        研究会 - 石川四高金文化交流館(多目的利用室3
        懇親会 - あまつぼ柿木畠店
        見学会 - 金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)

3.出席者:(姓のみ,敬称略,順不同)


安部,雨宮,新井,市川,一色,今北,上村,鵜沢,梅田,楳田,大野,大橋,木越,木下, 国枝,久保田,小暮,小林,桜井,諏訪,高城,高橋,谷,田原,寺原,戸嶋,永海, 西川,二瓶,林,東野,深沢,藤井,増山,松井,水谷,三井,茂木,谷部,横山,芳村, 高見(Obs.),若松(Obs.),横尾(Obs.)
計44名

4. 議事
(1)セーリングヨット研究会の活動を振り返って
                                                    増山 豊      

 セーリングヨット研究会の生い立ちから,初期の頃の研究会の議事次第に沿って今日までの活動を振り返っていただき,これまでの活動の成果と今後の課題についてまとめていただきました.故野本謙作先生の多大なお力添えによって実現した菱垣廻船の復元帆走実験当時の写真やビデオが紹介され,また第40回研究会に実現した「セーリングヨットと帆走性能シンポジウム」の講演テキストをPDF化し,今後ホームページで公開する予定であることが紹介されました.

資料PDFファイルはこちら



(2)堀内さんを偲ぶ
                               木下 健・永海義博

 2016年1月に亡くなられた堀内浩太郎さんのご功績やお人柄について,木下先生からはアトランタ五輪の漕艇やツインダックスなど堀内さんと関わりの深かったプロジェクトのお話を,また永海さんからはヤマハ時代のたくさんの堀内さんの代表的な作品を一つ一つ振り返りながらお話をいただきました.

配布資料(木下先生)のPDFファイルはこちら
配布資料(永海さん)のPDFファイルはこちら


(3)帆に関する研究報告
                                        芳村康男

 ポーランドの練習帆船「Dar Mlodziezy」と「日本丸」の帆走性能の違いについて比較検討した結果が紹介され,軽風域で強い「Dar Mlodziezy」と強風域に強い「日本丸」の設計に,歴史的な背景やおもな帆走海域の違いも反映されているのではなか,とのお話をいただきました.

参考資料:芳村 康男, ポーランドの練習帆船「Dar Mlodziezy」と「日本丸」の帆走性能, , 日本船舶海洋工学会平成28年春季講演会論文集, 2016.


(4)現状報告:菱垣廻船復元運動のコミュニティ活動
                                      一色 浩・高見昌弘

 一色氏より高見氏に菱垣廻船復元運動の話をして頂く経緯の説明の後、一色氏による帆船に関する話題2件の簡単な紹介があり、引き続き高見氏より復元運動の説明がありました.かつて復元帆走実験を行ったあと,「なにわの海の時空間」に展示されたあと閉館後の館内にそのままになっている菱垣廻船の復元運動についてお話をいただきました.大阪市港湾局に当時製作された1/3の縮尺模型が残されていたことが判明し,天保山まつりに活用していることが紹介されました.2018年の大阪港開港150年を大きなチャンスとして,いずれ菱垣廻船を復元しようという意欲的な活動が紹介されました. 

配布資料のPDFファイルはこちらこちら
参考資料:高見昌弘,松本英之,清水長八,藤本増夫,石浜紅子,一色浩, 菱垣廻船浪華丸復元船の復興に関する地域社会の取り組みの現状と海との繋がりを大切にする心, 日本船舶海洋工学会平成28年春季講演会論文集, 2016.


5.会員近況報告

44名の会員近況報告はわずかな時間ではとても終わるはずもなく,約1/3の会員の皆さんの近況報告をいただいたところで懇親会場に場所を移して近況の報告をいただきました.

6.懇親会

「あまつぼ」に場所を移して盛大に懇親会が行われました.研究会の時間には終わらなかった残り2/3の会員のみなさんの近況報告も行われ,夜遅くまでヨット研究の話に花が咲きました.

7.見学会(4/24)

鵜沢先生が所長をされている金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)について,その狙いや現在進行中の研究開発の状況について,センターの設備も詳しくご紹介いただきながら見学させていただきました.

8.次回予定

   日時:2016年11月ごろ
   場所:九州地区
      (詳細が決まり次第、ご連絡いたします)



(文責:SH)
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