第29回セーリングヨット研究会議事録


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1.日 時:2006年 4月 1日(土)

        11:00〜    会員近況報告
        13:00〜    研究会
        17:15〜    懇親会


2.場 所:

        研究会 - 江ノ島ヨットハーバー会議室
        懇親会 - テラスレストラン櫂(江ノ島ヨットハーバー内)


3.出席者:(敬称略、順不同)

安部光弘,新井英行,市川昌幸,今北文夫,岩嵜正城,楳田壽雄,大野康一郎
大橋且典,金井紀彦,木下健,小暮欣也,小林寛,桜井晃,沢地繁,鈴木和夫
添畑薫,高石敬史,高橋太郎、田中拓,田原裕介,寺尾裕,戸田邦司,永海義博
林賢之輔,東野伸一郎,深澤塔一,藤井茂,藤瀬雄輔,堀内浩太郎,増山豊,松井哲洋
松井亨介,丸尾孟,森純男,山口眞裕,横井達郎(以上、36名)

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4.議 事

(1)ヨット文献紹介          今北文夫,林賢之輔

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林氏から、世界中のヨットデザイナーについて記載された「The Encyclopedia of Yacht Designer」の紹介があった.林氏が日本代表として編集に加わり,日本人デザ イナーも数名紹介されている.また今北氏からは,”海技研ニュース「船と海のサイ エンス」2005-3”に掲載された記事の紹介があった.

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(2)和船に関する話題           安部光弘

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(3)推進性能はどこまで良くなったか(一般商船の要目と性能の変遷について) 山口眞裕

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「昨年春の日本造船学会の最終の会報に載せた別刷を配布するも、 排水量の推定式について誤りを指摘し、出来れば、正しい推定式の公表を 要望する程度の発表であった。 これに対して、丸尾先生より、23頁のコンテナ船のDHP/Vs・Δの図に見るように、 1990年頃から性能が悪くなっているの傾向があると指摘があった。」

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(4)漕艇用具の改良(シングルスカル船型最適化,ダブルスカルのフィンの最適化,オールブレード周りの流場解析) 木下健

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(5)(特別講演)人力ボートの色々と外洋スカルの紹介       堀内浩太郎

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(6)最近のヨットに関するCFD研究              田原裕介

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(7)和船型木造船の可能性              桜井晃

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999年にセーリングヨット研究会が参加して帆走実験が行われた菱垣廻船のような和船作りは、現代 には通用しないものと思いこんで居たが、近頃考え直す機会があった。和船作りは縫釘を用いて板を エッジで締結して、フレームを用いずに比較的厚い板によるモノコック構造を実現している。モノコ ック構造は、船のように比較的分布した外力を受ける構造体に対しては合理的なものなので、釘の代 わりに、より強力で耐久力のある締結法が使えれば、和船構造が現代に生き返る可能性もある。 このような目的にあった工法として、40フィート程度までの船に用いられるstitch-and-glue工法が 考えられる。これは合板のエッジをFRPテープで補強し、表面には低粘度エポキシを含浸させて耐久 性を高めるものである。この工法を曲げやすい杉板と組み合わせれば、和船的な構造が現代にも通用 するのではなかろうかと考えた。いまさら木造船が復活できる余地は少ないとは考えられるが、FRP 廃船が社会問題になっている中、環境負荷がニュートラルな木造船に再考の余地があり得るのかもし れない。

講演スライド(.ppt)はこちら(発言趣旨をノートとして記入してあります.右クリックで保存.)



(7)470級の帆走性能                     増山豊

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  470級の速度と抵抗の関係を求めるために実艇の曳航試験を行った.また、セン ターボードやラダーによる横流れに対する性能は,大阪大学における多田納先生の模 型試験データを用いた.セールの性能はフライングフィフティーン級の風洞実験デー タを用いた.これらを組み合わせてVPPを作成して、470級の帆走性能を求め た.
 VPPはExcelに装備されているVBAを用いており,その考え方や使用法の 詳細などについては,日本セーリング連盟(JSAF)のホームページに掲載されて いる.今後、470級の実測データと比較することなどによって,精度を高めていき たい.

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5.懇親会

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 講演会終了後,江ノ島マリーナ内の「テラスレストラン櫂」において盛大に懇親会を行いました.添畑薫さん,高橋太郎さん,横井達郎さんには,会場の予約から設営準備,懇親会の計画・運営の全ての面に渡って大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。


6.次回予定

   日時:平成18年11月25日
   場所:ラグナマリーナ



(文責;増山,東野。なお一部の講演要旨は講演者ご自身に記述いただきました。)

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