第25回セーリングヨット研究会議事録


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1.日 時:2004年 3月 13日(土)

        10:00〜    青雲丸見学会
        13:00〜    研究会
        18:00〜    懇親会


2.場 所:

        見学会,研究会 - 航海訓練所練習船 青雲丸
        懇親会     - 航海訓練所練習船 青雲丸 士官室


3.出席者:(敬称略、順不同)

安部,雨宮,市川,今北,岩嵜,楳田,大野,大橋,鹿取,金井亮浩,金井紀彦,木下(東大),小暮,小林,沢地,添畑,高石,高橋,田中,田原,寺尾,永海,西川,西村,林,東島,東野,藤井,藤瀬,堀内,増山,松井,丸尾,森下,山口,横井,横山,芳村,鈴木(スズキ病院),国枝,岩崎,渡辺,福井,矢吹(青雲丸関係の皆さん)----------(以上、44名)



4.青雲丸見学会

航海訓練所練習船青雲丸の雨宮船長のご好意により,青雲丸の船内見学会が催されました.
【青雲丸のホームページはこちら】

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5.議 事

(0)会員近況報告


 
今回は,航海訓練所練習船青雲丸の雨宮船長のご好意により,青雲丸内で研究会を開催させていただくことができました.午前中には青雲丸の船内見学が予定されていたことや,琵琶湖ヨット事故に関する講演が予定されていたこともあってか,43名もの会員の皆様に参加していただき,大盛会となりました.青雲丸・雨宮船長ならびに青雲丸の関係者の方々には大変お世話になりました.厚く御礼申し上げます.

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(1)青雲丸の世界一周航海と操縦性能について   雨宮 伊作

青雲丸 雨宮船長より,青雲丸の世界一周航海と操縦性能について,たくさんの写真を交えながら説明していただきました.
→スライド(pdf,2.7MB)はこちら
→青雲丸の世界一周航海と操縦性能について(pdf,139kB)
→青雲丸の西回り世界一周航海について(pdf,373kB)
→CPP1軸1舵船におけるミニマムアヘッドピッチによる投錨操船法の提案(pdf,626kB)



(2)帆の角度制御による横揺れの低減      芳村 康男

動力船舶に帆を装備する試みは、1980代のオイルショックの石油高騰によって、風力エネルギの利用が見直され、わが国でも舶用機器開発協会(当時)が中心になって、機主帆従方式(帆船ではなく帆を補助的に使用)の開発が数多く進められた。このような帆装船の目的は第一に、風力エネルギの利用にあるが、二次的な効果として、船の横揺れを低減できることが経験的にも知られている。本報では、キャンバス方式で帆の角度を自由に設定できる三角帆を船尾に装備した小型の漁業調査船型を供試船とし、種々の風向に対して横揺れを低減させる場合の力学的メカニズムと制御手法を解明し、その有効性を模型実験で確認する。
  →詳細はこちら(pdf,124kB)


(3)琵琶湖ヨット事故の状況について   永海 義博

琵琶湖ヨット事故の状況について説明していただきましたが,現段階での内容の公開については控えさせていただきたいとのことですので,ご了承ください.
 



(4)琵琶湖ヨット転覆沈没事故に関する考察と今後の対策について   増山 豊

 平成15年9月15日に起こったヨット転覆沈没事故について、事故艇とほぼ同じサイズのクルーザーを想定して解析を行い、何故転覆し、さらに沈没にまで至ってしまったかについて考察した。その結果、全長20フィートから25フィート程度までのクルーザーであれば、風だけで容易に転覆する可能性があり、さらにハッチが開いていれば沈没に至る可能性があることが分かった。このため、(財)日本セーリング連盟・技術委員会としても、事故防止を呼びかけるキャンペーンを展開することになった。
 事故に関する考察の内容は、舵誌5月号に掲載された「なぜ、ヨットは沈没したのか?」の原稿とほぼ同じものであり、舵誌の許可を得てここに掲載いたします。
 また、(財)日本セーリング連盟・技術委員会のキャンペーン原稿は、当ホームページの先頭ページの乗りすぎは危険ですに示します。どうかこれらの資料を参考に、自分の船の限界を理解した上で安全確保に努めて下さい。
  →詳細はこちら(pdf,540kB)






6.懇親会

 講演会終了後、青雲丸士官室において懇親会を行いました。おかげさまで,青雲丸の見学会,青雲丸内での研究会に加え,青雲丸士官室での懇親会と,丸一日を青雲丸内で過ごし,懇親会も大いに盛り上がりました.今回の研究会および懇親会の開催にご尽力いただきました青雲丸雨宮船長,青雲丸の関係者の方々,会員の皆様方に厚く御礼申し上げます.

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7.次回予定

   日時:9月頃
   場所:未定



(文責;増山,東野。なお一部の講演要旨は講演者ご自身に記述いただきました。)

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