第13回セーリングヨット研究会議事録


1.日 時:1998年3月7日(土) 13:00から17:00


2.場 所:横浜マリタイムミュージアム内日本丸記念財団 講義室

3.出席者:27名


4.議 事

(1) 開会挨拶、会員一言コメント----13:05〜13:50

(2) セーリングヨット研究会ホームページ開設のお知らせ(九大:桜井)

SYRAホームページ及び会員向け、幹事向けメーリングリストの開設の運びとなった。

(3) 方向安定性のあるセールボートについて(九大:桜井)

現在、九州ビークル研究会なるものに参加している(すでに15回開催)。その中 で、無人の海洋調査ビークル(海上、海中、空)を研究中

今回は、舵を切らなくても、直進するヨットについて考えてみた。

以上の条件を満足すれば、リーウェイ安定性はグライダーのピッチング安定性(ヨー安定性ではない)と等価になるのではと発想

(4) フリーランニングモデルによる波浪中抵抗増加の計測について (横国大 平山)

ヨットのCEを曳航点にし、船体運動をフリーにできる簡便な装置で波浪中の抵抗増加を計測した。計算結果ともそこそこの合致を見た。質疑として、ヨットは向かい波航走はないので、斜波中の推定をして欲しい。波浪中抵抗増加はダンピングが支配的なので、ヨーとスウェイも考慮した理論計算を考えた方がほうが良いのでは、とのコメントがあった。

(5)ダルモジェジ(ポーランド)と日本丸の帆走性能の比較検討(住重:芳村)

日本丸とダルモジェジの主要スペック、船型の比較を行い、両者の帆走性能の比較を行った。ダルモジェジーは大きな船底勾配、軽量で大きなセール面積、抵抗の小さい船型、1軸船、大きなボックスキールなど帆走性能を重視した船となっている。

(6)特別講演     堀内浩太郎様
  「ボートデザイナーとしての軌跡と30ノットヨットの夢」

生い立ちの頃から東大、横浜ヨットを経てヤマハにいたるまで、海、陸、空にかかわるデザイナーとしての軌跡をお話し頂くとともに、熟年でも楽しめる水中翼ヨットの夢を語って頂いた。

詳細は講演録参照ください。

最後に若い人へのメッセージ2つ
(1) 夢を絵にしてみる力をつけること
(2) 乗り物だから軽く作ることを心がける

懇親会

マリタイムミュジアム併設の「ビュー21」にて恒例の懇親会を行った。

住重の芳村さんには、当研究会の開催にはぴったりの会場をお世話頂き、準備から当日運営まで全てについて、大変お世話になりました。ありがとうございました。

次回予定

日時:
平成10年7月(詳細未定、7月中の金、土または土、日の見込み)
場所:
西宮ヨットハーバー(神戸)
主題:
野本先生の「春一番U」を見学させて頂き、先生のヨットに対するポリシーとヨットとの関わりをお話し頂く。


以上

文責:増山、桜井、松井、永海



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